グラビア印刷のインキは主に3つの組成からできています。
1.顔料(発色の元となる。)
2.樹脂(顔料をフィルムに固定させる。)
3.溶剤(顔料と樹脂を溶かして印刷可能な粘度の液体にする。印刷後は不要なので印刷面から蒸発させる。)
従来、顔料と樹脂を良く溶かし、乾燥が速いとの理由で有機溶剤が使われてきました。トーホー加工では、有機溶剤の代わりに「水と一部アルコール(20~30%)」を溶剤として使用し、品質面はもちろん、安全面と環境面を兼ね備えた「水性グラビア印刷」を行っています。